日本初、高速道路 IC 直結「次世代基幹物流施設」開発計画始動

2022.10.26

皆様こんにちは、急に寒くなり服装をどうしようか迷うようになったこの頃どうお過ごしでしょうか？本日は2022年2月の記事になりますが、三菱地所株式会社が発表した宇治田原町にも関係する物流拠点の記事をお届けしたいと思います。

城陽市と宇治田原町に新たな物流拠点ができます

三菱地所株式会社は城陽市と宇治田原町にかけて、完全自動運転トラックや次世代モビリティ（自動運転トラック）の受け入れを視野に入れた中核物流拠点を作ることを発表しました。
この開発には三菱地所をはじめ、東急不動産、城陽東部開発有限責任事業組合、伊藤忠商事が担当する模様で、2025年に新築建物着工し、2026年に竣工を迎える予定です。

物流施設の規模

物流施設は完全自動運転トラックや隊列走行トラック、ダブル連結トラックなどの新しい物流システムに対応した仕様になる模様で、5棟で総延べ55万㎡の面積を誇る物流施設とのことです。
だいたい東京ドームの11個分の敷地の広さとなるので、その規模の大きさがうかがえます。

ここに注目「日本初」

なんとこの施設は、新名神高速道路の宇治田原IC沿いに、日本初となるインターチェンジ直結の次世代物流施設とのことで、直結した専用ランプウェイを設けることで、完全自動運転トラックやダブル連結トラックなどが、高速道路から一般道に下りることなく利用できる物流施設とのことです。宇治田原町が日本初の試みに参画できるのはすごいことですね。

物流インフラの構想

いずれは関東圏においても同じような物流拠点の検討を進めているとのことです。
関東にできるとしたらどこになるのか？も気になるところですが、いずれにせよ関東圏と関西圏の両方で基幹物流施設の整備を進め、三大都市圏を結ぶ物流ネットワークの自動化・省人化対応が計画されています。

物流インフラの課題

現在はネットショッピングの需要が急拡大し、物流は社会インフラとしての重要性を増しています。近年増加し続ける貨物輸送需要、そして深刻なトラックドライバー不足が喫緊の社会課題となっていました。

課題に対する対策

こうした課題解決の取り組みとして、物流ネットワークの安定性・効率性向上を目的に、大量に輸送できるダブル連結トラックや、人員のリソースに対応し自動運転技術を利用するという対策を施したということですね。
そのためには大きくて、安全性に配慮した大型の物流施設が必要となり、城陽市と宇治田原町に白羽の矢が立ったということですね。

三菱地所基幹物流施設開発計画概要

所在地	京都府城陽市東部丘陵地青谷先行整備地区
アクセス	新名神高速道路宇治田原 IC そば
敷地面積	約 119,000 ㎡（約 36,000 坪）
延床面積	約 277,000 ㎡（約 83,800 坪）
用途	マルチテナント型物流施設
事業主	三菱地所
竣工	2026 年（予定）

■青谷先行整備地区
A街区（敷地面積11万9000㎡）ー 1棟延べ27万7000㎡のマルチテナント型物流施設
B街区（敷地面積 8万6200㎡）ー 3棟総延べ19万3000㎡
■宇治田原町区域
IC北区域（敷地面積3万6500㎡）ー 1棟延べ8万5000㎡

ナチュリスト緑苑坂との距離

ナチュリスト緑苑坂から物流施設までは車でおおよそ12分です。インターチェンジ直結なので、緑苑坂にお住まいの方は高速道路に乗るのに車で12分のところが乗り口とも言えますね。

物流施設ができれば、そこでお勤めする方には片道10分程度で好アクセスではないでしょうか！城陽のアウトレットパークも含めて新しく施設がオープンすればお店も増えるでしょう。

お家をお探しなら今のタイミングでナチュリスト緑苑坂へのお住いの計画を進めるのが賢明かもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか？物流業界は人手不足や配送効率の課題を背景に、日本として物流インフラの整備が進められていて関西圏における次世代物流拠点が誕生するということ。
そして、その場所が京都府で、京都府の「新名神を活かす『高次人流・物流』構想」において、宇治田原町もその一翼を担う地域ということで宇治田原町の注目は高まってくるでしょう！
また、新たな施設ができるということは、そこで雇用が生まれ、宇治田原町に住む人も増えるということにも繋がります。ナチュリスト緑苑坂としても、宇治田原やその近郊でお勤めされる方々の癒やしになる住まいを提供できれば幸いです。
また、今後も宇治田原町の動向などもお伝えできればと思います！